茨城交通へ行ってきました平成20年1月 13日
いえね、茨城交通へちょちょっと行って来ましてん。 4月から新会社に引き継がれるんで、茨交のうちに撮って置きたいもんですな。
上野から8:30発のフレッシュひたち号でさあ、出発!、1時間ちょいで勝田着。いやぁ、早いですなぁ。

勝田10:00の阿字ヶ浦行きに乗車。おお、37100−3が来ましたわ。 受験シーズン恒例の「かつた」のヘッドマークが付いております。マークの下に「茨城交通」の文字が。今年で最後ですな。 車内はロングシートなんですな。座席が半分埋まるくらいですかな。いかにも魚市場を目指す観光客、地元の子供ら、そして 愛好家と一目でわかる方が5名(+私)。

お、発車ですな。ぶおぉぉぉぉ。沿線を眺めてみましょう。金上までは家だらけ。金上を出ると急に森の中へ。 森を抜けて坂を下りて田んぼの中へ。中根到着。鉄な方が3名降りてゆきましたわ。さすが有名撮影地。

鉄な方2名とともに、那珂湊で下車します。お、205と交換。国鉄色がええですなぁ。 こちらも「かつた」のヘッドマーク。このマーク、阿字ヶ浦方は「合」と「格」になってるんですな。 ま、後で撮ってあげましょう。

さあ、那珂湊駅を見物しましょう。

キハ2004が「どうぞ撮ってください」と言わんばかりの位置に止まってますな。はい、パチリ。
検査表記は「19−3 25−3」。去年出たばかりなのね。

車庫の奥にいるスカ色の222は「16−4 22−4」。今度来たときは撮りたいですな。

中線にはケキがホキを2両従えて、こらまた思いっきり順光で止まっておりますわ。
はい、パチリパチリ。売りに出してるそうですが、まだ買い手がつかんのでしょうかな。

那珂湊駅の撮影は昼前くらいがもっと順光になりま。でも今日は走りがメイン。 ここらで切り上げて撮影場所へ移動しましょう。

ここで自転車を借りることにします。沿線の湊線応援団さんが運営するレンタサイクルは、なんとたったの100円。 朝から夕方まで借りても200円。いやぁ、助かりますなぁ。

ここはゲンを担ぎ?、エンジ色の3号車を借りて、撮影地の中根に向かいます。

那珂湊からゆっくり走って15分ほどで中根に到着。205が勝田から戻って来るのを狙いましょう。 まずは、中根駅のすぐ金上方の田んぼで待つことにします。

同業者が3名、さっき中根で降りていった方も見えます。めいめいのんびりと待っております。

さあ、遠くで踏切が鳴っています。さあ、来た来た。順光で来た来た。はい、パチリ。

続いて那珂湊で交換の3710を待ちます。3710は茨交塗装。新会社になったらどうなることやら。

側面には「IBARAKI◎KOTSU」のロゴも。はい、きちんと撮りますよ。
パチリ。あら、205より短いのでちょっと位置が狂ってしまいました。でも、ま、いいでしょう。

次のヤマは俯瞰ポイントで待つことにします。踏み切りの上、池を入れて見下ろせるポイントがあります。

ところが、ちょうどカメラを構えたい位置には「犬からの排出物」が多数。どうも散歩道のようですな。 ええぃ、またいで撮ってやる。はいパチリ。

ここで地元の自転車鉄チャンと遭遇。さすが、撮影場所もよくご存知ですな。とてもさわやかな青年でした。 私もこんな時代が、あった、かな?。

次は那珂湊手前の高速道路の高架下で待つことにします。ここは線路がゆるりとカーブしています。 線路の脇に潅木があって、後ろを隠せます。2連以上ならもっと画になるんですけどね。

今回は少し正目気味に狙って見ましょう。 さあ、パチリ。マークの「茨城交通」がきれいに見えるかな。

さて、ここで昼食にしましょう。列車が40分間隔で来るので、食堂に入るのは時間的にキツイですな。
でも、ここは自転車の強み。丘の上にあるコンビニで弁当を買ってきます。
線路に座って食べましょう。ああおいしいおいしい。自転車3号クンのおかげで助かりますわ。

あら、光線がサイド気味になってきましたな。次の列車は横から撮って見ましょうか。

さて、もう一枚、場所を変えて中根駅の金上よりへ行ってみましょう。線路が微妙に曲がっている関係で、 まだ阿字ヶ浦方の顔に陽が当たっています。

205がやってきます。はいパチリ。

ん〜、思ったよりもかなりサイド気味の光線になってますな。
ここで先ほどのさわやか地元鉄チャンと再会。いろいろ教えていただきます。 すぐ近くにお住まいとか。羨ましいですなぁ。

さあ、次の3710は勝田側の顔を狙いましょう。金上方へ向かいます。カーブの先に木を入れて撮れる場所があります。 はい、パチリ。

ちょっと列車が短いけど、ま、いい感じですな。

次はもう少し金上方へ向かいます。築堤で少し見上げ気味に撮りましょう。中根駅と金上駅の 中間くらいですわ。はい、パチリ。

ここはポールも通信線も何もない線路、見通しはスッキリしてるけど、列車の長さの見当が付きにくいですなぁ。

さて、雲の流れが悪くなって来ましたな。那珂湊より奥は晴れてるようですな。
よし、行くぞ、 目指すは殿山の俯瞰。ちょっと遠いけど、がんばれ自転車3号!。

駅から那珂湊よりの陸橋へ登ります。ちょうど陽が差し込む向きですわ。 あ、3710が来てる。さあ、急げ、自転車3号!。間に合った!パチリ。

次は殿山駅のすぐ阿字ヶ浦方、住宅造成地から205をパチリ。影が長いですなぁ。 この場所は家が建ったら入れなくなりますな。いや、家の2階とか、ええ撮影地かも。
しかし、この付近も開けましたなぁ。乗客増に繋がればいいんですけどね。
さあ、陽も傾いてきたし。最後はどこにしましょ。そう、定番撮影地、平磯の芋畑がええですな。 しかし、風が強いですな。でも昨日の雨で土が湿っているので砂埃が舞わず助かりましたわ。 雨もたまには役に立ちますな。でも名物「畑の香水」はほのかに匂いますな。

さてどこで撮りましょうか。おお、柵が低いところを発見、そろそろ205が阿字ヶ浦を発車する頃ですな。 あらら、邪魔な雲がふわりふわり、薄曇になってしまいましたな。

さて、折角なんで、終点の阿字ヶ浦まで足を伸ばして見ましょうか。 駅構内にはキハ221+201が海水浴の更衣室代わりに置かれてますねん。

うわぁ、221の側面には、ひどい落書きが。

気を取り直して、ホームに上がって見ましょう。1線挟んだ位置に留められていて、形式が撮れるのは嬉しいですな。

でも、痛みが激しいですなぁ。特に201は白いので、錆が目立ちますなぁ。

さて、本日の撮り収めは羽幌色の221を撮りましょう。色が濃いので露出が難しいですな。

おお、ちょうど薄日が差してきましたで。はいパチリ。露出を変えてはいパチリ。

ホームからの形式狙いは、午後順光になるんですな。

221は羽幌の社名も復刻しているんですな。

さあ、太陽も低くなってきたし、撮影はここで打ち止め。20分ほどのサイクリングを楽しみます。

16時20分。那珂湊駅に到着。ここでお世話になった自転車3号クンとお別れ。ありがとう。

最後に205に乗って帰りましょう。16時46分発の勝田行きが到着。ここで検査表記を確認。「20−5」。
あらら、もうすぐやんかぁ。

しばし車中の人となって懐かしいボックスシートに身をゆだねます。 ことんことん。15分ほどで勝田着。

特急券を買って、納豆弁当を買って、ひたち号に乗って、はいおしまい。


茨城交通の旅、いかがでしたでしょうか。新会社になっても車両の置き換えまでには少し時間がかかりそうで、 旧型気動車はしばらく残るようです。ちょちょっと出かけて見てはいかがでしょう。
では、次のレポートをお楽しみに。
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