●手続きが不便
インドは入国時に査証が要りますねん。大阪と東京にしかない領事館の代行会社まで、平日の日中に2回も行ける、恵まれた方以外は、ひと月くらい余裕を見ましょう。しかも大阪と東京で申請書が違うという・・・
●飛行機が不便 航空券は最安7万円くらいからあります。 でも、日本からの直行便がないんですわ。格安航空券で行くときは大抵午前中に出国、バンコクで思いっきり待たされて、乗換えて、カルカッタ到着は深夜になりますねん。ま、バンコクでタイ料理を食べまくりましょう。
●空港が不便
はて、カルカッタ空港に着いたはええけど、市内までの交通が不便ですねん。
・鉄道:目の前に国鉄空港駅がありますが、本数が少ないです。ダムダム駅で地下鉄に乗換られます。所要時間は一番短いはずです。
・バス:バス乗り場は飛行場から15分くらい。電車の高架下周辺にすさまじいオンボロバスが群がっています。エスプラネード行があるそうなんで、探して乗りましょう。市中心部まで1時間かかるそうですな。[地図]
・タクシー:交渉次第で、エスプラネード〜空港が160ルピーから350ルピーらしいです。飛行場で声をかけてくる客引きは絶対ダメ。これは日本も同じですな。市内まで1時間。
今回は飛行機が深夜着やったんで、朝まで飛行場で仮眠、明るくなってから徒歩で市電のベルガッチャ終点まで行きましてん。地下鉄ダムダム駅まで1時間ほど。ベルガッチャはさらに30分ほどで着きました。
●両替が不便
印度のお金は国外では両替できません。カルカッタ空港は国際空港のくせに、両替窓口が少ないんですわ。とりあえず、飛行機を降りたら、入国審査の手前のところで両替したほうが良いですな。外に出ると両替を探すのに苦労します。出発ロビー内にも両替があります。最悪、空港内の売店か食堂でドルか円で何かを購入してルピーでおつりをもらう方法もあります。空港ビルの外には両替はありません。
今回はBBDの近くに両替店でちょちょっと換金しました。普通の銀行では外換できないんですわ。
両替「R.R.SEN」[地図]HOFC銀行の近く、StephenHouse1階
・いくらぐらい両替するの・・・大きい出費は宿代と空港〜市内のタクシー代くらいなんで、それ以外は1日千円を目安に交換しておけば十分ですわ。
●宿はケチらず
電車に専念するならば、市電路線か地下鉄駅から徒歩圏内のところを選びましょう。風呂や洗面、荷物の保管を考えると、普通クラス以上のホテルが望ましいですな。ホステルの類の安宿もたくさんありますが、ケチっても仕方ないかな、と。
鉄ちゃんに専念するために、エスプラネード駅近くの宿を手配しました。1泊9000円ほど。楽天でプリペイドです。 [MAYUR RESIDENCY]
●撮影制限が多い
地下鉄は撮影禁止。国鉄も本当はあかんらしいです。駅、車庫、飛行場、港湾、橋梁とかも本当はだめなんですな。携帯電話とかコンパクトカメラで記念撮影するのと違い、大きいカメラを持ってる鉄ちゃんは目立ちますねん。通行人に注意されたら一応は従いましょう。
●便所が不便 エスプラネードには大きな公衆便所があります。他に座れるところは見かけませんでした。緊急避難場所の定番、コンビニも百貨店もないし・・そう言う意味でもホテルは沿線で押さえたほうが良いですな。紙とウエットティッシュは多目に持参しましょう。
●言葉が不便 インドはヒンディー語、カルカッタはベンガル語なんで、電車の行き先はデーヴァナーガリー文字、車番はベンガル数字で書かれています。車番が読まれへんのは鉄チャン的には不便ですな。 ま、日本に来たインド人も同じように思うてはるでしょうけど。
●焼肉がない 宗教の関係で、肉類を食べない人が多いんですな。従って、焼肉店はありません。同じく、お酒を飲まない人が多いのでビールもない、焼酎も、マッコリもありません。スーパーでも売ってません。印度の食事は手づかみが基本なんで、ハシとサジは持参しましょう。
■参考までに
◆カルカッタトラムウエイズ(http://www.calcuttatramways.com/)路面電車の運行会社
┣運転系統南方向縮小前のものですわ・・
┗路線図縮小前のものやし、略号は誤植があるし・・
◆西洋の鉄ちゃんが調べた路線図2004年版なんで、その後廃止された部分もあります。
◆インドチャンネルインド旅行についていろいろ。
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