それ行け 浦潮電車 ▲もどる ▲▲表紙
■行かなあかんで浦潮電車
浦潮電車の旅、いかがでしたか。
関西空港からたったの2時間。ソウルや札幌と変わりません。新潟や東京の羽田、千葉の成田からも定期便が飛んでいます。
電子ビザで行けるようになり、面倒くささは豪州や米国と変わらなくなりました。

●ただし、関西便は夜着くのでホテルまでの送迎付きのツアーが便利です。
秋に行きましたが、私以外はみーんな観劇が目的の素敵な女性客でした。
ここ、使いました。
 ジャパン・エア・トラベル・マーケティング社
★ロシア語はしんどいわぁ
しんどいしんどい。でも、西洋なんで、それなりに英語で行けます。
ハラショー(ええやん)、スパッスィィバ!(おおきに)くらいは覚えときまひょか。
電車撮影用のロシア語、つけときますね。 [拡大]
★撮影は、ほぼフリー
写真を撮っていて、とがめられることはありませんでした。ただ、写真機材の出しっぱなしはやめましょう。鉄ちゃんの一眼レフは目立ちますからね。
通行人から「何してんねん?」みたいに聞かれたら、「トラム、フォト」で・・

★治安はまぁまぁ
外務省のページでは治安はあかんことになってます。でも、実際は西洋(米国、豪州、欧州)並みかと思います。
ただ、物乞いは多いですわ。困ったような顔つきで話しかけてくるのは物乞いです。言葉がわからんフリ(日本語や英語で言うてきても)してくださいな。電訳機でしつこく迫ってきたら、相手にせず、手ぶりで「×」して断り、一旦その場を離れましょ。
★おトイレが厄介ですねん
撮影中、困るんがおトイレですな。ロシアはほんまに困ります。ロシア人は膀胱が大きいので、平気なんやそうです。本文に書いているように、ルゴバヤ、スポルチヴナヤ、スタジオンに有料おトイレがありました。スタジオンのおトイレは閉まっていたんで、公園の隅っこで・・・(以下自粛)
 【浦潮公衆おトイレマップ】
 ルゴバヤのモール内[地図]
 ルゴバヤ屋外[地図]
 スポルチヴナヤ[地図]
 スタジオン[地図]
 市政府前の交差点地下道(無料)[地図]
 中央広場[地図]
★食事は美味しいでっせ
西洋なんで、ちょっとしんどいかな、って思うてたんですが、ロシア人は意外とさっぱり味が好きみたいです。昭和35年製の私でも大丈夫でした。
スーパーでは総菜を手差しで選べます。ロシア風餃子やピロシキは安くでおすすめ。魚類の燻製やオイル漬けは最高でした。カップ麺とかも売ってます。
★お酒も美味しいけど
ビールはあっさり系。ウオッカは焼酎と思ってチビチビどうぞ。
電車柄のビール、美味しいですよ。
【注】ただし、公共の場所では飲酒禁止です。夜10時を過ぎたら、スーパーやコンビ二ではお酒を売ってくれません。

★駅から遠い浦潮電車
さて、ほとんどの旅行者が泊まる駅前地区には市電は来ません。ここを走っていた市電、廃止されてしもたんですなぁ。
代わりのバスは31番。乗り場はこちら。
駅前広場[地図]
中央広場の巨大な銅像の前[地図]
しばらく行くと左の車窓に廃線跡が。電車の絵がちょと寂しいアルヨ。
「スポルチヴナヤ」で市電の駅と横づけに停まります。降りるときに29ルーブル(80円くらい)を運転士に渡してください。お釣りももらえますがなるべく小銭を・・・。
31番バスはシュコリナヤ(学校)から終点のサハリンスカヤ(樺太通り)まで電車と並走するので、撮影に便利です。
電車撮ってて、被ることもありますけどね
;^へ^;
★浦潮駅は始発駅
ウラジオストクは「東を支配する街」という意味らしいです。日本では浦潮斯徳、浦塩斯徳と音訳され、親しみを込めて、浦潮、浦塩、うらじお、と呼んでいますね。戦前は日本人街もあり、浦潮本願寺なんかもあったそうです。ソビエト時代は鎖国都市でしたが、今は自由に行けるようになりました。

そう、そして、浦潮駅は、シベリア鉄道の始発駅なんです。
広い広いロシアに、飛び出しまへんか?

スパッスィィバ!(おおきに)
以上 ^o^/

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取材:令和元年10月19日〜22日 [電鉄倶楽部 芦屋][電鉄倶楽部]