★明神電車に復活の兆し
兵庫県養父郡大屋町の明延鉱山軌道で手こぎトロッコが復活する。
同線は昭和60年まで明延鉱山から朝来町神子畑の精錬所までを六
キロのトンネルで結んでいた。一円電車としてマスコミで取り上げ
られて有名になったこともある。今回復活するのは鉱山跡地で展開
するあけのべ自然学校の遊具としてで、人車をイメージした手こぎ
トロッコを導入する。
当時の車両はあけのべ自然学校のほか明延の喫茶1円電車、朝来
郡生野町の生野銀山、道の駅あさごにも保存されている。
★鹿児島市電が電動貨車を広告車に
鹿児島市交通局はおはら祭の花電車で使用する電動貨車をパネル
広告車として運行する。ベニヤ板で覆いをして、側面に広告を出せ
るようにした。夜間照明も可能。乗務員手配の関係で1ヶ月に最長
で5日間の短期広告に限り広告主を募集する。保有する1台のうち
1両を改造した。おはら祭の際は花電車として利用する意向。
★大井川鉄道でSLを夜間運転
大井川鉄道では「夜行SLミステリー列車」と題してSLを夜間
運行する。途中二カ所で夜間撮影会を開くが、ミステリー列車のた
め撮影は参加者に限られる。
運転日:2月10日
詳細は同社のページ参照。
★東急が東横線渋谷駅を地下化
東急と営団地下鉄は建設中の営団13号線と東横線の相互直通運
転を行うことで合意した。これにより東急は渋谷駅を地下化する。
営団13号線は渋谷~新宿~池袋を結び有楽町線経由で東武東上
線、西武池袋線と相互直通運転を行う計画。平成19年度開業予定。
★京福越前本線、三国芦原線の3セク存続で合意
22日の沿線市町村長会議で越前本線と三国芦原線を3セクで存続
させることで基本合意した。運行会社を早期に設立、資本金は約5億
円で民間出資25%以上、残りは市町村が出資する。軌道や車両など
の設備は県が取得、新会社はそれを無償で借受ける形で運行、赤字は
市町村の負担とする。県は再開に向けての工事費や開業後10年間の
設備投資費を全額負担する。運行赤字は負担しない。11年目以降の
分担については白紙とする。
永平寺線の存廃については2月末までに結論を出す。JR福井駅へ
の乗入れ方法は結論を先送りした。京福に対しては新会社が免許を取
得するまでの期間の運行を求める意向である。
★十和田観光電鉄を沿線が支援
十和田観光電鉄の経営支援について沿線3市町は平成14~15年
度に車両導入費用などを助成することになった。同社は国から老朽車
両改善を指示され、沿線自治体に助成を要望していた。国と県の費用
負担とあわせて、懸案となっていた設備改善費用の大半を助成でまか
なえる見込みとなり、このため近々車両の置換えが行われるケースも
考えられる。
★熊本市電で延伸10ルートを検討へ
九州運輸局は熊本市の公共交通機関を活用した地域活性化策を協議
する調査委員会で10ルートの市電延伸案を提示した。健軍から延長
する案や熊本空港線案、熊本電鉄相互乗入案などが含まれている。今
後は需要予測や、計画推進の課題などを整理する。
★北アルプスは「AIZUマウントエクスプレス号」
会津鉄道はが23日、募集していた北アルプス号の愛称を「AIZ
Uマウントエクスプレス号」に決めた。3月の列車ダイヤ改正から会
津線に投入、2連で運行する。
★近江にラッピング電車
近江鉄道800系1本がダイドーコーヒーのラッピング電車となっ
た。カラシ色ベースにコーヒー缶の写真が一面に描かれている。
★札幌市が市電の活用方針策定へ
札幌市は市電の有効活用を目指す基本方針を平成16年度までに策定
する。懸案となっている路線延長、環状化も含めて低床車両の導入も検
討される見込み。今後フォーラムや懇談会を設置し、意見を集める。
★京福存続問題情報
県と沿線9市町村は22日の首長会議で県案をベースに合意する可能
性もある。10日の前回会合で、県が10年間の設備投資を負担、市町
村が運行する上下分離方式で存続することでおおむね了承している。
今後は市町村の負担割合の調整、県の人的支援、永平寺線の存廃につ
いて詰める模様。
合意に至れば2月議会で来年度関連予算を要求、3セク新会社を設立
して京福から事業者資格を引き継ぐ。事業認可・運行開始までは1年を
要する見通し。
★弘南鉄道が恒例の「けの汁列車」
弘南鉄道では津軽名物「けの汁」を車内で味わうけの汁列車を今年も
運行する。折り詰め、日本酒も振舞われる。好評なため予約が必要。
運行日:
2月14日
黒石18:30→弘前→黒石
2月15日
平賀18:28→弘前→黒石→平賀
2月21、22日
大鰐線・中央弘前18:10→大鰐→中央弘前
会費:3000円
申込み:同社営業課(0172-44-3136)
★のと鉄道が列車削減
のと鉄道は3月のダイヤ改正を公表した。JR車で運行している急行
「能登路」を廃止、普通も削減・区間短縮を井行い、七尾~穴水間が現
行19往復が17往復に、穴水~宇出津間は14往復が13往復、宇出
津~珠洲間は14往復が12往復となる。
★東武東上線で恒例の「越生観梅号」運転。
東武鉄道では越生線直通観梅列車「越生観梅号」を今年も運転する。
10000系4両を使用。
運転日:2月24日、3月2、3、9、10日
時刻:池袋9:33→朝霞台9:52→川越10:07→越生10:40
詳細は>リリース
★阪神・山陽酒蔵ライナー今年も運転
阪神電鉄は恒例の「播磨酒蔵ライナー」を今年も運行する。梅田駅で
鏡開きを行い車中で日本酒を味わった後、姫路の灘菊酒造で酒蔵を見学
する。山陽車で運行する。
運転日:2月24日、3月3日
時刻:梅田9:25→手柄12:32
参加費:5000円
詳細は>リリース
★土佐電鉄の新型低床車情報の愛称募集
土佐電鉄では4月に同社初の超低床車を導入予定である。床面までの
高さを33センチに抑え、乗降口はスロープとした。3連接車で全長
約17.5メートル、定員71人の大型車となる。有効長の関係で高
知駅前電停には当面入線できないため輸送力が必要な御免系統で使用
されるものと考えられる。
同社では新超低床車愛称を募集している。
応募方法:はがきまたは封書に愛称とその理由、住所、氏名、年齢、
性別、電話番号を明記
送付先:〒780―8010 高知市桟橋通4-12-7
土佐電気鉄道電車課愛称募集係
締切:1月31日消印有効
同社のページからも応募可能。
(先日までURL間違っていました。申し訳ありません。)
★釧路臨港鉄道近況
太平洋炭鉱の閉山で炭砿と釧路港を結んできた釧路臨港鉄道が存亡の危機
に陥っている。現地の報道によると運行ダイヤが組まれているのは、閉山
4日前の1月26日までと言う。太平洋炭砿での採炭は9日に終了し、以
降は1日1~2本で輸送している。4月以降は一部の採炭事業は新会社に
引き継がれるが、出炭量は現在の3分の1に減る見込みで、石炭列車1日
3本分程度となる。このため新会社が鉄道輸送を継続するかは微妙な情勢
である。
★コトデンの経営再建策で電車の更新は先送り
高松琴平電鉄は行政支援に関する自治体代表との会合で、電車の更新は平
成17年度以降に先送りし、列車集中制御装置(CTC)やワンマン化な
ど人件費削減につながる投資を優先するとしている。
★伊豆急が来年度も短編成化を推進
伊豆急は平成14年度末までに3両編成を5編成投入する。昨年度に4両
編成を2編成、今年度前半に3両編成を3編成導入したが、さらに短編成
化を推進する。昼間は3両編成を連結して6両で運行、夜間は3両編成と
する。車両はJR東日本から購入する。
★大井川鉄道の300型が落書被害
鉄道車両や施設への悪質な落書きが相次いでいるが、大井川鐵道新金谷車
両検車庫で300型が被害に遭った。腰部がスプレーで汚損されされてお
り、12日深夜から13日未明にかけて行われた模様である。
★秩父鉄道で観梅臨急運転
秩父鉄道は長瀞駅付近の観梅客の為に臨時急行「ロウバイ号」を運転す
る。昨年は機関車牽引となり注目されたが今年は3000形電車での運行
となる。一部は秩父路号の振替となるが、ロウバイHMは三峰口まで全区
間で装着する。
運転日:1月27日、2月3、9、10、11、17日
時刻:熊谷8:41→長瀞9:16(秩父路の振替え)
羽生9:28→熊谷9:51→長瀞10:26(秩父路の振替え)
熊谷10:32→長瀞11:11
長瀞15:22→熊谷15:56
詳細は同社のページ
★加越能鉄道と万葉線3セクが事業譲渡の認可申請
加越能鉄道と同社から鉄道事業を引き継ぐ万葉線株式会社は8日、国土
交通省中部運輸局に事業譲渡の認可申請をした。認可後、4月から万葉
線株式会社が万葉線を運行する。
★鹿児島市電で超低床車の出発式
鹿児島市交通局では同局初の超低床電車1000形の出発式を実施する。ま
た、同車のデビューを記念して14、15両日は100円電車を実施する。
実施日:1月15日
場所:鹿児島駅前電停
10:00式典開始
10:30発車
詳細は同局のページ
★名鉄でパノラマ重連の団臨。乗車募集。
名鉄では白帯車の一般車に格下げ使用に伴い白帯撤去が進んでいる。現在2
編成が残るが、2月にはそのうちの1編成も白帯撤去予定となっている。こ
れに関してパノラマカー白帯車同士最後の8連運転によるツアー企画してい
る。ツアーでは現在立入できない犬山検車区の見学撮影も組み込まれている。
運転日:2月9日
時刻:伊奈9:15頃→犬山10:45頃
犬山15:35頃→伊奈17:35頃
会費:大人7500円
申込み:名鉄観光蒲郡支店(電話0533-68-6031)
|