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■飾磨港線廃線跡歩き |
令和5年11月15日(水) <<前のページ 次のページ>> |
ええっとね、ちょちょっと姫路に来ているんですわ。
今日の目的は、これです~。播但線。 (※1)
ええっ!播但線は姫路から和田山やん~、と思いまっしゃろ。そうですねん。でも国鉄の頃は飾磨港~姫路~和田山が播但線やったんですわ。
姫路~飾磨港は1日たったの2往復。貨物が主体やったんですな。通称で飾磨港線とか、飾磨線と呼ばれていました。貨物輸送が無くなって昭和61年11月に廃止になりました。
ほな、姫路から廃線跡を歩いてみましょうか。
まずは、新幹線をくぐってた所ですわ。はい、パチリ。
ええっ!これは山陽電車やん~、と思いまっしゃろ。そうですねん。飾磨港線はここで新幹線を潜っていたんですわ。
昭和50年頃はこんな感じでしてんで。
山陽電車は現在より少し東側を通っていて、鉄橋で飾磨港線と山陽本線、姫新線を越えて高架の電鉄姫路駅に入っていましてん。
JRの在来線を高架にするときに山陽電車を少し低い位置に付け替えたんですな。
ささ、次へ行きましょ。次の姫路市場駅までは山陽電車と並行していましてん。今は道路になっています。
姫路市場駅跡に到着。お?これは何や。
水路の所で分岐していたみたいですな。姫路卸売市場の中にあった姫路市場駅、構内は4本線路があったそうですわ。
[地図]
山陽電車を入れて、パチリ。
姫路市場駅の貨物ホームもちょっとだけ残っています。
[地図]
もう一つ橋の跡がありますねんけど、市場の中なんでこれ以上近づけません。
[地図]
姫路卸売市場は3月に移転して、今は閉鎖されています。跡地には高等学校ができるそうなんで、播磨港線の遺構がどうなるんか、気になりますな。
ささ、次行きましょ。山陽電車の手柄駅付近から、線路跡は遊歩道に化けています。
[地図]
遊歩道の下に橋桁を発見。
[地図]
亀山駅跡のモニュメント。
[地図]
ちょっとジャンプ。
山陽電車の飾磨線をアンダークロスします。
[地図]
おお?、何か、来ましたで。
うわ、飾磨港線開業120周年記念、国鉄色リバイバル塗装ですな。
飾磨駅跡は区画整理されてしまい、痕跡はありません。
[地図]
飾磨港を過ぎると線路跡は道路になっています。
カーブが線路っぽいですな。[地図]
さりげなく、記念碑が立っています。
線路跡の道は浜手緑地へ突っ込み、行止まりになります。
緑地を抜けた先はソーラーパネルが並んでいます。
[地図]
お?また何か来ましたで。
何じゃこら。
終点の飾磨港駅に着きました。今は大きな体育館になっています。
ちょっと駅っぽい建物ですな。
[地図]
と、言うわけで、駅に改造してみましょう。じゃじゃ~ん。
飾磨港は現在は姫路港に改称、小豆島と家島へ航路が出ています。
姫路駅北口から神姫バスで行くこともできまっせ。[時刻表]
ではでは~♪
※1:日本交通公社、昭和36年10月号(復刻版)
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