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 | ■鹿児島交通 | 令和6年10月31日(木) <<前のページ 次のページ>>
 |  | 鹿児島の伊集院に来ています。ちょちょっと鹿児島交通の廃線跡を見に行くんですわ。
 鹿児島交通はここ伊集院から枕崎まで、薩摩半島を縦断する長大路線で、支線もありました。
 こんな感じですわ。
 
   万世線は昭和37年、知覧線は昭和40年に廃止。本線の枕崎線も昭和59年3月18日に廃止になっています。もう40年も経つんですなぁ。
 昭和36年の時刻表。 ※1)
 
   この頃は南薩鉄道でしてんな。3往復は西鹿児島まで乗り入れていました。万世線、知覧線も載ってますな。
 こちら昭和54年の伊集院駅構内。今は駐車場になっています。
 
   
 では伊集院を出発。ちょっと長い路線やけど、頑張りましょ、きばいもんそ。
 鹿児島本線から分岐する築堤が現れます。
 
   [地図]いきなりテンション高いですなぁ。
 100メートルほどで神之川の鉄橋跡へ。伊集院側だけ橋台が残っています。
 
   [地図]
 
 おお、これは。橋桁のボルトも残っています。
 
   
 神之川に沿って走る区間を対岸から俯瞰しましてん。治水工事のため一部かき取られています。
 
 
   [地図]
 
 神之川沿いの区間。いかにも線路跡なカーブですなぁ。
 
   [地図]
 
 道路を跨ぐコンクリート橋がありました。
 
   [地図]
 築堤が山奥へ延びて行きます。
 
   [地図] この先に大田トンネルがあるはずやねんけど、藪が凄まじいんですわ。こっちから到達するのはかなり難しそうですな。ま、無理せんと反対側へ回ってみましょう。
 県道をぐるるるっと回って毘沙門という集落へ到着。
 お、よしよし、廃線跡発見。ここから伊集院方へ進みます。
 
   [地図]
 
 お、枕木や!犬釘も残ってるわ!
 
   廃止から40年経ってるのに、よう残ってますなぁ。
 
 線路跡は集落を抜けて山奥へ入って行きます。
 
   [地図]
 
 小さな水路の橋梁跡。枕木を渡して通れるようになっています。
 
   
 おおお、あった。トンネルが見えて来ましたで。
 
   
 大田トンネルに到着。伊集院側の出口が見えてますな。
 
   [地図]毘沙門の集落から10分ほどで到着できました。
 
 毘沙門へ戻って先へ進みます。
 
   [地図]
 
 いかにも線路跡な築堤が現れました。
 
   [地図]
 この先で草藪に突っ込んでしまい、また迂回します。ようやく一つ目の上日置駅へ到着。
 わあ、大きな給水塔やなぁ。
 
   [地図]
 
 ホームもありました。
 
   
 
 ホームには駅名標のレプリカも。ちょっと当時が偲べますな。
 
   
 説明板もありました。
 
   
 裏には当時の写真が貼ってあります。
 
   
 いやぁ、まだ上日置でっせ。たったひと駅でえらい見どころ満載でしたな。
 ここでちょっと休憩しましょか。
 
 ほな、続きます~♪
 
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 ※1) 日本交通公社 時刻表復刻版 昭和31年10月号
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