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■三山電車 |
令和5年4月5日(水) <<前のページ 次のページ>> |
えっ?三山電車?。どこやどこや、それどこや?
と言うのも無理はないでしょうな。昭和49年に廃止されてましたからなぁ。
ええっと、山形県の左沢線羽後高松から間沢まで、11キロほどの路線でしてん。
山形交通は3本の鉄道線がありましてん。
と言うわけで、羽前高松駅から間沢を目指します。
高松を出てすぐ、線路跡は土盛りで残っています。左へ分岐するカーブした土盛りは左沢線への渡り線跡です。
線路跡の土盛りはいきなり小屋に突き当たります。
小屋の反対側に回ってみまししょう。お、低い橋桁がありまっせ。水路を越えていたんですな。
[地図]
もう一つ橋桁の痕跡が。
あ、枕木が。
線路跡はここで消滅しています。次の新田駅までの区間は廃止直後の昭和50年に圃場整備が行われているんですわ。とりあえず、線路があったあたりを進みましょう。
お?、あれは何や?
わぁ、鉄橋や鉄橋や。
お?三山広場?
ほう、なるほど。[地図]
この先、新田駅があったところは電力会社の敷地になっています。
寒河江川の鉄橋は遊歩道と水道管の橋に架け替えられています。
[地図]
ここから線路跡は町道になっていて、容易に辿れます。白岩駅跡は中町公民館になっていますが、鉄道の遺構は見当たりません。
次の上野駅まで一直線の町道が続きます。
[地図]
走っていたらこんな感じかな。
ええっと、琴電の870号は三山線のOBなんですわ。
上野を過ぎると右にカーブ。[地図]
さらに左にカーブして宮内駅に到着。
宮内は交換駅なので、少し広がっています。
[地図]
宮内の先に鉄道っぽい築堤が残ります。[地図]
ここから次の石田駅までの間が最も鉄道っぽい区間です。
おお、しびれる切り通し。
[地図]
ええ感じやん。
びゅわー。
今にも電車が走って来そうな築堤ですな。
と、言うわけで、870号を走らせてみましょう。
行先を羽前高松にしたら、なんか、違和感がないですなぁ。
石田から睦合を過ぎ、海味の手前までは国道に飲み込まれています。海味駅は小さな公園になっています。
ここでちょっと途中下車。設楽酒造さんへ。
え?お酒買いに行くんかい?ってか。もちろんそれもありますけどね。目的はこっち。
三山線の電車が保存されているんですわ。[地図]
わぁ、だいぶん傷んでるなぁ。
でも修復するプロジェクトが立ち上がっているそうですよ。始まったら応援しましょ。[こちら]
きれいやったときはこんなでした。
さて、廃線跡探索を続けましょか。海味から先は自転車道路になっています。
[地図]
海味川橋梁跡。架け替えられていますが、ちょっとだけ鉄道の面影が残りますなぁ。
[地図]
西海味に到着。わぁ、雪が捨てられていますわ。
でも電鉄倶楽部はあきらめませんで。なんとか終点間沢へ到着。
山交のバスターミナルに見えますが、山交バスは廃止されてますねん。今は西川町営バスが高松、寒河江まで走っています。[バス便]
ではでは~♪
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