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■加越能鉄道加越線 |
令和6年11月22日(金) <<前のページ 次のページ>> |
ええっと、富山に来てますねん。
ちょこっと加越能鉄道の加越線を見に来ましてな。
え?それどこやねんって?
まあしゃあないですな。今から52年前、昭和47年に廃線になってますからね。
ええっと、こんな感じ。
こちら昭和36年の時刻表。 ※1)
そこそこ本数ありましてんなぁ。
加越線の現役時代は訪問できませんでしたんで、昭和61年に鹿島鉄道で撮った写真をどうぞ。
加越線の車両は廃止後に5両が関東鉄道へ引取られましてん。鹿島鉄道のキハ431号は元加越能鉄道125号なんすわ。※2)
常総線の3両は解体されましたが、鉾田線の2両は鹿島鉄道になって廃止になるまで走っていました。今も鹿島沿線で保存されていますねん。
と言うわけで、庄川町からスタートしましょ。庄川町駅があったところは区画整理され宅地となっています。何もありまへん。
庄川町を出発してすぐの所から自転車道となっています。
[地図]
ちょっと行ってみましょう。
うわ、ええ感じの築堤ですな。
[地図]
ささ、進みましょう。
この先の線路跡沿いに道の駅を発見。ここでちょっと休憩しましょか。
せっかくなんで、名物「よごし丼」を頂きましょう。
ここら辺の郷土料理やそうで、ご飯に乗ってるのは人参、なす、大根菜とネギを白味噌で炒めたやつ。これに温泉卵を乗せてかき混ぜて頂きます。ようするに和風ビビンバですわな。
ささ、探索再開。
道の駅の駐車場からの風景もええ感じですわ。
[地図] 何か、今にも列車が走って来そうですなぁ。
んん?
432号に里帰りしてもらいました。
東山見駅跡は6階建ての市営住宅になっています。
東山見を過ぎると見事な築堤が現れます。
[地図] 今も列車が走っていたら、ええのになぁ。
あらら?
431号にも里帰りしてもらいました。
と、言うわけで、井波駅に到着。駅舎が保存されています。
[地図]
説明板。
へえ、駅舎はちょっとだけ移動しているそうですな。
自転車置き場には木彫りの列車が。
鹿島鉄道へ行った126号ですな。
高瀬神社駅に到着。
[地図] カーブがええ感じですな。
焼野駅付近に到着。
[地図]
お?謎の物体を発見。これ何やろ?レールの断面が見えますな。
福野駅へ近づきます。築堤が少しだけ残っています。信号機の足場かな?
[地図]
線路跡は工場の駐車場へ。細長いカーブした地形でそれとわかります。手前の黒い自動車から青い自動車へ続くあたりが線路跡です。
[地図] カーブして福野駅へ合流して行きます。
またまた謎の物体を発見。
福野の先にある築堤の残骸。令和3年に県道277号の拡幅工事のため橋桁を撤去、両側の築堤も大きく削られてしまいました。
[地図]
城端線、県道、市道、水路を越えるところに橋桁が残っています。
市道の橋桁をパチリ。
[地図]
さてさて、そろそろ時間切れですわ。福野から石動まではまたの機会にしましょう。
昭和20年頃は庄川町から先に小牧ダムまでの貨物線が伸びていました。庄川沿いにはナローの砂利線もあったそうです。
いろいろ回ってみたいもんですなぁ。
いやぁ、寒いので鍋にしましょか。総曲輪の大和百貨店6階にあるビュフェへ。
しゃぶしゃぶ食べ放題で乾杯!。
ではでは~♪
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※1) 日本交通公社時刻表復刻版 昭和36年10月版
※2) 保育社 私鉄の車両8「関東鉄道」巻末資料車歴表P152
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